社員クロストーク #1
Cross Talk

入社1年目の創造と現実
”建設業って面白い!”
#新入社員 #同期

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M.S
工事部 2025年入社


H.S
工事部 2025年入社


M.F
工事部 2025年入社
新入社員×座談会 ①
入社前に抱いていた不安って、実際どうだった?

M.F:
自分の場合、入社前はさ、設備の仕事って専門的だし、しかも完全未経験だったから、「本当にできるのかな?」っていう不安は、めちゃくちゃあった。
施工管理って言葉だけ聞いても、正直、何してるのかよくわかんなかったし。

M.S:
わかる。私も同じ。
特に私は、ずっとデザインの勉強してて、建設業界は完全に未知の世界だったから、「ほんとにやっていけるのかな?」ってずっと思ってた。
しかも、CADができますって言って入ってるから、余計に「ちゃんとできなきゃ」ってプレッシャーもあった。

M.F:
ああ、それ言ってたよね。専門学校で触ってたCADと、今会社で使ってるCADって全然違うんでしょ?

M.S:
全然違うよ。操作も考え方も。
専門学校でやってたのは“図面を書く練習”って感じだったけど、仕事のCADはリアルに現場とつながってるから、知識がないと描けない。デザインの感覚だけじゃどうにもならない部分が多くて、そこは正直不安しかなかった。

M.F:
まあでも、細かい作業好きそうだから向いてると思うけどね。

M.S:
それは、まあ……嫌いではない。

M.F:
Sくんはどう?

H.S:
俺は、正直言って「どこ行っても多分できないだろうな」って思ってました。
だから、逆にあんまり深く考えてなくて。「どうせ最初は何もできないし、まあこんなもんだよな」って。

M.F:
でもSくんは年齢的に俺らより下だし、そりゃ不安もあったでしょ?

H.S:
まあ……不安はありましたよ。
でも、考えてもしょうがないし、「俺だし、こんなもんでしょ」みたいな。
あんまり前向きには考えないタイプなんで。

M.F:
逆にその割り切り、羨ましいけどね。
俺なんて、入社前はとにかく「仕事の中身が想像できない」ってのが一番大きかった。
マンションの新築とか、空調のメンテナンスとか、観光地の仕事があるとか説明は受けてたけど、「実際何するの?」ってずっとモヤモヤしてた。

M.S:
それめっちゃわかる。
施工管理って言葉だけじゃ、具体的な一日の流れとか見えないもんね。

M.F:
そうそう。実際に入ってみたらさ、最初は何もできなくて、現場に立ってても“見てるだけ”なんだよね。
空調メンテナンスに行っても、機械の分解とか清掃とか、細かい作業は先輩に全部任せるしかなくて。
「俺、ほんとに戦力になれるのかな…?」って不安はしばらく消えなかったな。

M.S:
でも、最初なんてみんなそんなもんじゃない?
私だって、現場に行くなんて全く想像してなかったし。
CADの仕事だけやると思ってたのに、普通に現場回ってるし。

M.F:
それは驚くよね。
でも、現場に行くと“普段見えない建物の裏側”を直接見れるのは普通に面白くない?

M.S:
うん、そこは確かに。
天井裏って、あんなに管が通ってるって知らなかったし。

H.S:
俺は……あんまり想像してなかったから、逆に“驚き”ってあんまりなくて。

M.F:
そうなんだ!
でもさ、入社前って仕事より“生活面の不安”はあった?
朝ちゃんと起きられるかとか、学生から社会人の切り替えとか。

M.S:
私はめっちゃ不安だった。
8時出社、17時まで仕事って、毎日ちゃんとできるのかなって。
生活リズムがガラッと変わるし。

M.F:
やっぱそうなんだ。
あとさ、「専門職だから資格取らないと」って不安は俺ずっとあった。
実際、入社してすぐ一級の試験の話が来て、「え、いきなり?」ってなったし。

M.S:
あれは私も焦った。
受験資格が19歳以上なら実務経験なくてもOKになったから、急に受けることになったんだよね。
問題文の日本語すらわからないところ多かったし。

M.F:
仕事しながら勉強もして……って、正直キャパオーバーだった。
空き時間に勉強してもいいって先輩は言ってくれたけど、それでも結構キツかったな。

M.S:
でも、資格手当とか合格祝いとかモチベーションにつながる制度があったのは良かったよね。

M.F:
そうだね。それは素直にありがたい。

H.S:
俺はまだ受けられないんで……秋になったら受けます。

M.F:
まだ18歳だからね。

M.S:
そういえば、会社の雰囲気とか人間関係はどうだった?
そこも入社前は不安だったよね。

M.F:
俺は意外と大丈夫だった。
怖い人あんまりいないし、話しかけやすい先輩多い。

M.S:
私は女性社員少ないのが不安だったけど、むしろ過ごしやすかった。
変にギスギスしてないし、サバサバしてるから職場の雰囲気は本当にいいと思う。

H.S:
クラス替えとそんな変わらないです。
別に人間関係は不安じゃなかった。

M.S:
結局、「不安」って、入社前にどれだけ考えても消えないし、入ってみたら案外なんとかなる部分多かったね。

M.F:
ほんとそれ。
入社前に抱えてた不安と、実際に中で感じる不安ってまた違うけど、どっちも“やっていけば慣れる”って感じはある。

H.S:
俺はずっと「まあ、なんとかなるだろ」って感じだったんで。
今も同じです。
でも、先輩が優しいから助かってます。

M.S:
うん、なんとかなるね。
実際、私も「働いて給料もらっていいのかな?」みたいな不安もあったけど……案外普通に働けてるし。

M.F:
最初は誰でも何もできないし、そこは気にしすぎなくていいんだよな。
でも、お金をもらってる以上、姿勢だけは大事にしないとなって思う。

M.S:
うん、謙虚さは大事だよね。

H.S:
俺は……もっと欲しいですけどね、給料。

M.F:
いいじゃん、もらえる分は貰っとこ!

新入社員×座談会 ②
現場に出たとき、実際に業務に触れた時、どんなことに驚いた?

M.F:
俺、最初に空調メンテナンスの現場に行った時、正直想像してた100倍くらい“繊細な仕事”なんだなって思ったんだよね。
設備の仕事ってもっとガンガン力仕事して、工具使って、汗だくで……みたいなのをイメージしてたんだけど、実際は細かい作業の積み重ねでさ。基盤外して、ネジ外して、パーツ洗って、また元に戻して。
「え、これ職人さんだけじゃなくて俺らもやるの?」って素直にびっくりした。

M.S:
そうだよね、私もそれ驚いた。
現場って“力仕事の世界”みたいなイメージがあったのに、思ったより全員が頭使ってるっていうか、繊細さが求められるんだなって。
しかも、私の場合は最初の現場が市立高校の体育館の空調の新設だったから、もう“知らないことだらけ”。体育館って風が起きるとボールの軌道に影響するから、風が吹かないように“輻射パネル”を使うんだけど、そんな仕組み全然知らなかったし。
「体育館に空調付けるのって、こんなに考えること多いんだ…」って最初から驚きの連続だった。

M.F:
へえ、体育館のやつってそういう理由で風を出さないんだ?
俺、まじで知らなかった。

M.S:
そうそう。体育館の空調って、普通のエアコンとは全く違うんだよ。
輻射パネルって、直接風を出さずに表面温度で空気をじんわり変えるって仕組みだから、設置の仕方とか角度とか、全部考えられてる。
その説明を先輩から聞いたとき、「やば…建設ってこんなに頭使うの?」ってめっちゃ思った。

M.F:
確かに。
俺も空調メンテナンスの時さ、客先で作業すること多いじゃん?
だから、周りに一般のお客さんとか施設の利用者とか普通にいて、「あ、この仕事って技術だけじゃなくて、気遣いもめちゃくちゃ必要なんだな」って気付いた。
工具落としたら危ないし、音も立てられないし、場所によっては人が通るの止めないといけないし。
“思ったより繊細”ってのはマジで共通だよな。

H.S:
俺は……うーん……驚いたっていうほどの驚きは正直あんまりないです。
もともと何も想像してなかったんで、「あ、こうやるんだ」くらいで。
藤枝のマンションの新築の現場に行ってるんですけど、先輩たちが職人さんと打ち合わせしてるの横で見て、「へえ、こうやって現場進んでいくんだ」って。
なんか、ひとつの建物って、こんなにいろんな会社の人が関わってるんだなって思いました。

M.F:
でもそれ普通にデカい驚きじゃない?
俺も藤枝の新築見た時、「設備だけでも空調・衛生・電気って全部違う会社が入ってるし、外装、内装、基礎、足場、その他めちゃくちゃ多いじゃん」って思ったもん。

M.S:
ああ、それは私も感じた。
現場行くまでは“建物は一つの会社が全部作ってる”みたいなイメージだったけど、全然違うんだよね。
配管やる人、電気やる人、コンクリートの人、足場の人……もう“業界の縮図”って感じで、知らない会社の名前がずらっと並んでるのがまず驚きだった。

M.F:
そう、しかもその全部が1つの現場で動くから、“調整”が本当に大事なんだよな。
俺、最初に現場事務所入った時に、ホワイトボードにぎっしり工程が書いてあってさ、「やべ、何これ…?」って思ったもん。
しかも、俺のいた事務所は設備屋複数で同じ部屋使ってて、隣に電気屋さんもいるから、お互いの作業状況を随時共有しながら進める必要がある。
「なんか想像してた以上に“チーム戦”なんだな」って驚いたな。

M.S:
市立高校の体育館の現場もそうだったよ。
現場事務所の設置場所を決めるところから始まって、搬入の手順決めて、協力会社の人と毎朝軽い打ち合わせして。
そこで「明日はこっちの業者さんが来るから、この作業は別の日に」って調整してるの見て、
「現場管理って、こんなにいろんなこと考えるの?」ってびっくりした。

M.F:
なんか、“管理”って言葉の響きだけで軽く考えてたよな。
実際は、段取り・調整・安全・品質・工程・現場の雰囲気作り……全部やるんだもんな。

H.S:
先輩も言ってました。
「管理って名前だけ聞くと楽そうに聞こえるかもしれないけど、現場を成立させるのは全部こっちの仕事だよ」って。
だから俺はまだ……ほんとに見てるだけで精一杯です。
でも、職人さんに話しかけられると緊張する。

M.S:
確かに、最初はめっちゃ緊張するよね。
私は図面描く係だと思ってたから、現場で職人さんと話す未来なんて想像してなくて、最初の打ち合わせを横で見てるとき、普通に心臓バクバクしてた。

M.F:
しかも職人さんって、見た目がガチの現場の人多いじゃん?
怖そうな人も多いし。

M.S:
まあ、確かに怖そうな人はいるよね。
でも、別に私たちに怒ってくるわけじゃないし、自分の関係する作業で何かあったらって感じだから、距離感さえ間違えなければ大丈夫だよ。

M.F:
そう。
俺も先輩から言われたけど、「うちと長く付き合ってくれてる職人さんたちは優しい」って。
外部の、関係ない現場の職人さんは正直怖い人もいるけど、うちの現場に来てる人はだいたい話しやすい。

H.S:
先輩たちの関係がいいから、こっちにも優しくしてくれる感じはありますね。

M.S:
あと驚いたのは、“現場ってとにかく暑い”ってこと。
体育館の天井裏とかマジでサウナ。

M.F:
それな。
藤枝の新築の時なんて、天井もまだついてないから炎天下の中作業するし、夏は本当に地獄。
「現場ってこういう温度でやるんだ…」って初めて知った。

H.S:
俺、足場登った時めっちゃ暑かったです。
風はあるけど、照り返しがすごいというか。

M.S:
そこもびっくりポイントだよね。
建物の裏側だけじゃなくて、環境面でも知らないことばっかり。
図面の世界と、実際の現場のギャップが大きすぎて、最初は頭追いつかなかった。

M.F:
あと意外だったのが、“メンテナンスってめちゃくちゃ忙しい”ってこと。
1日に3〜4件回ることなんて普通だし、先輩のカレンダー見たら真っ赤になってて、「これ全部行くの?」って本気で思った。

M.S:
それはすごいね……。
ローテーションだからまだ経験少ないけど、あのスケジュールは絶対大変だと思う。

M.F:
しかも動きながら段取り組んで、次の現場へ移動して、また点検して……って、ずっと動き続けてる。
「あ、監督ってデスクワークのイメージあったけど、めっちゃ身体動かすじゃん」ってそこで気付いた。

M.S:
デスクワークと思って入った身としては、そこ最大の驚きだった。

H.S:
でも、やってみると案外身体使う仕事の方が楽しい感じもありますけどね。
同じ場所にずっといるよりは。

M.F:
そういうとこSくんらしいわ。

M.S:
私は作業より、現場を“どうやって成立させてるのか”を知った時の驚きが一番かな。
工程もそうだし、どこに何置くかの動線計画とか、安全管理の細かさとか、事務書類の量とか……
「こんなに“裏方の仕事”があるなんて知らなかった!」って何度も思った。

M.F:
あー、それは俺も。
「現場=外で作業する場所」ってイメージしかなかったけど、資料作りとか管理帳票とか、安全書類とか山ほどあるもんな。

H.S:
ほんとに多いですよね。
俺も先輩の横で見てて、「こんなに書くことあるんだ」って思いました。

M.S:
逆に言うと、そこがちゃんとしてるから現場が安全に回ってるんだなって思うよね。

M.F:
うん。“現場を支える仕事”って感じする。
あと、現場って、とにかく動きが早い。
メンテナンスもそうだし、新築もそうだけど、「今日中にここまで」っていうのが決まってて、職人さんたちもそれに合わせて動いてるから、遅れると全部ズレるんだよ。
その“スピード感”が最初マジで驚いた。

M.S:
体育館の現場も同じ。
「今日この工程終わらせるから、明日ここに配管入れるよ」っていうスピードで進んでいくから、図面直すのも早くしなきゃいけないし、段取りも一歩先読まないといけない。
学生の“ゆっくりやる”感覚とはまったく違って、「あ、社会ってこうなんだ」って思った。

H.S:
俺のとこも早いですね。
墨出しとか、足場登って測って、位置決めて、スリーブくっつけて……って、全部その日のうちにやんなきゃいけないから。
「そんな急ぐんだ」って思いました。

M.F:
この前、言われちゃったんでしょ?

H.S:
はい……ちょっとズレてて、「そこズレてるよ」って言われました。
まあ、「わかんないよ…」って感じですけど。

M.S:
新人あるあるだね。

M.F:
でも、それで覚えていくんだよな。

M.S:
ほんとそう。
私も毎日「知らなかった!」の連続で、驚き通り越して楽しくなってきた部分もある。

M.F:
結局、現場に出て初めて知ることが多すぎるんだよな。
机の上じゃわかんないことが多い。

H.S:
でも、建物の“裏側”を見るのはほんとに面白いです。
壁の中どうなってるかとか、コンクリートどうやって穴開けるかとか、普通の生活じゃ絶対見れないから。

M.S:
それが一番の驚きであり、楽しさでもあるよね。

M.F:
結局、現場の驚きって“知らなかった世界を知る”ってことなんだよな。
そこが一番大きい。
最初の1ヶ月だけで、もう想像してた仕事と全く違うって実感したもん。

M.S:
わかる!
“建設業”って聞いて想像する世界の100倍くらい濃いよね。

H.S:
俺は、驚いたというより「そうなんだ」「こうなってるんだ」の連続ですけど……まあ、毎日新しいもの見られるから楽しいです。

M.F:
たしかに、驚きって言っても悪い意味じゃなくて、“新しい発見の連続”って感じだね。

新入社員×座談会 ③
“この仕事って面白い!”と感じたのはどんな瞬間?

M.F:
まだ入社して長いわけじゃないけど、それでも「お、これ意外と楽しいな」って思った瞬間は結構あるんだよね。

M.S:
うん、私もある。
最初は不安とか驚きの方が大きかったけど、現場に出てみたり、CAD触ったりしてると、「あ、これ面白い」って思うタイミングが自然に来るよね。

H.S:
俺は……そうですね。
面白いと思う瞬間、あります。
あんまり自分から話すタイプじゃないんで、何を面白いって言えばいいのかわかんないですけど。

M.F:
じゃあ、まず俺からいっていい?
空調メンテナンスの現場でさ、機械を分解して中の状態確認したり、汚れを落としたり、基盤の配線をちょっと触ったりするじゃん?
あれを初めて自分の手でやったとき、「あ、俺こんなことできるんだ」って思えてさ。
しかも、やってると“機械の仕組み”みたいなのがだんだん見えてくるんだよね。
普段、空調なんてただスイッチ押して風が出るものってしか思ってなかったのに、その裏側を自分の手で触って理解していく感覚がめちゃくちゃ面白かった。

M.S:
ああ、それわかる。
私も天井裏の配管がどうつながってるのか、今まで全く知らなかったから。
でも、CADで図面描いてて、3Dで表示したときに「この配管がこう通って、こっちは避けて、ここで機械につながるんだ」って立体的に理解できた瞬間は、なんかちょっとパズルが完成したみたいな感じで嬉しかった。

M.F:
あー、それ楽しそうだな。
CADできる人は羨ましいよ。
俺まだ操作慣れてないから、まず“ずらす方法”すら怪しい。

M.S:
最初は私もそうだよ!
ちょっと動かしたいだけで、「え、どうやって動くのこれ?」「なんでここだけついてくるの?」ってテンパってたもん。
でも、わかり始めるとマジで楽しい。
自分の描いた図面が3Dで形になるのって、“自分で建物作ってる”みたいな感覚がちょっとあるんだよね。

M.F:
たしかに、図面って現場の“設計図”だもんな。
それが自分の手から出て、現場で形になっていくって考えたら、めちゃくちゃ面白いよな。

H.S:
俺は……面白いと思うのは、普段絶対見れない場所を見られるところです。
例えばコンクリートの壁の中ってどうなってるのかとか、配管どうやって通すのかとか、穴どうやって開けるのかとか。
生活してたら気にしないじゃないですか。
“穴あいてる”って状態しか見ないのに、実際はめっちゃ大変で。
その過程を見れるのは面白いなって思います。

M.S:
それめっちゃわかる!
私も体育館の天井裏に初めて入ったとき、「こんなにいろんな配管が通ってるんだ!」って本気で驚いたし、そこに自分が関わってるって思うとテンション上がるよね。

M.F:
そうそう。
しかも、現場の人たちって普通に俺らが知らない技術持ってんだよ。
“これどこをどうやったらこんな綺麗に収まるの?”みたいなのが当たり前にできてる。
そういうの見てると、「俺もできるようになりたいな」って思うし、それがモチベーションになる。

M.S:
私は、職人さんと話すのもちょっと面白いって思ってる。
最初は怖くて仕方なかったけど、意外と優しいし、「これこうなってるんだよ」って教えてくれたりするし。
何十年も経験してる人の話ってやっぱり説得力あるんだよね。

M.F:
めっちゃわかる。
俺もメンテナンスで一緒に作業した職人さんに「こうやって見るんだよ」って教えてもらったとき、「これがプロか…」って思ったし。
自分の知らない世界を知っていくのって、普通に面白いよな。

H.S:
ああ、そういうのは確かにあります。
怒る人もいるけど、教えてくれる人はすごく優しいです。
最初に「これ持ってきて」「これ測って」って言われたときも、やってみたら「あ、こうやって使うんだ」ってわかるし、できたらちょっと嬉しいです。

M.S:
Sくんのその“できたら嬉しい”っていうの、すごい大事だと思う。
私もCADで部品うまくはまったとき、「あ、入った!」って声出ちゃうくらい嬉しいし。

M.F:
パズルゲームじゃん。

M.S:
ほんとそんな感覚!
しかも、ただのゲームと違って、最終的にはそれが建物の一部として実際に形になるんだから、そりゃ楽しいよ。

M.F:
そういえばさ、最初の3ヶ月は座学ばっかだったけど、現場に出始めた瞬間に「あ、座って勉強してるより絶対これの方が性に合ってる」って思ったんだよ俺。
実際に目の前に建物があって、機械があって、自分の手で触って、理解して……っていうのが、単純に楽しかった。

M.S:
私は逆に、“座学で学んだ知識が現場でつながる瞬間”が面白かったよ。
「あ、これ研修で習ったやつだ」「この配管のルールってこういう理由だったんだ」って、急に実感湧いてくるの。
机の上だけじゃわからなかったことが一気に理解できるから、それが面白い。

H.S:
俺は……座学より現場の方が楽しいです。
あんまり座ってるの好きじゃないんで。
でも、座学でやったことが現場で「あ、これのことか」ってなる時はちょっと面白いです。

M.F:
Sくんそういうの素直に言うよな。
でもその感覚ってめっちゃ重要で、“理解がつながる”って一番学んでて楽しい瞬間なんだよ。

M.S:
うん。それが積み重なっていくと、「もっと知りたい」「もっとできるようになりたい」って思うようになる。
その変化が自分の中でちょっと面白かった。

M.F:
確かに。
俺も、最初は空調メンテなんてただの“点検”だと思ってたけど、実際は一個一個の作業に意味があって、原因を推理したり、状態を見極めたりするんだよな。
ちょっと“謎解き”みたいなところあるし。
今の段階でも「これってなんで汚れてるんだろう」「なんで水溜まってるんだろう」って考えるの楽しいよ。
あとさ、新築現場で感じた面白さって、“マンションができていく過程を最初から見られる”っていうところだよね。
普通は完成された部屋しか見ないじゃん?
でも俺らは、鉄筋が見えてるところから、配管が通って、壁ができて、設備が仕込まれて……っていう流れをずっと見ていくわけで。
これって実はめっちゃ貴重じゃない?

M.S:
すごい貴重だと思う。
私なんて体育館の床が剥がされて、躯体むき出しの状態見たとき、「え、こんなふうになってるんだ…!」って感動したもん。
それに、そこに自分が描いた図面の通りに配管が入ってるのを見ると、すごい不思議な気持ちになる。
ゲームの中の設計図が、現実に反映されたみたいな。

M.F:
めっちゃわかる。
自分の考えた段取りや作業が、現場で形になっていくのって、やっぱりやりがい感じるよな。

H.S:
俺も、スリーブの位置出ししたやつが実際に壁に埋まってるの見た時、「あ、ちゃんと使われてるんだ」って少し嬉しかったです。

M.S:
それいいね!
自分のやったことが建物の一部になる瞬間って、やっぱりテンション上がるよね。

M.F:
この仕事って、“成果物が何年も残る”じゃん?
それが普通にすごいことなんだよ。
「あ、これ自分が関わったやつだ」って、将来思えるのってかなり特別だよな。

M.S:
確かに。
しかも、建物って何十年も使われるしね。
そこに自分が関わってると思うと、ちょっと誇らしい。

H.S:
なんか、普通の仕事では味わえない感覚かもしれないですね。

M.F:
あと、最近思うのは“自分の成長が目に見える”のも面白いと思った。
最初なんて、ネジ一本締めるのも超遅かったのに、今は「これ外して」って言われたら普通にできるんだよ。
ちょっとしたことだけど、積み重なるとめっちゃ嬉しい。

M.S:
私も図面描くスピードが少しずつ早くなってきて、「あ、自分ちゃんと成長してるな」って実感する瞬間ある。
図面って最初はただの線だったけど、最近は“意味のある線”として描けるようになってきた気がして、それが嬉しい。

H.S:
俺も成長してるかわかんないですけど、足場登るのとか最初は怖かったけど、最近は普通にできるようになったんで……まあ成長したのかなと思います。

M.F:
いや、それめっちゃ成長だよ!
現場で“怖い”が減るって、それだけで経験値上がってる。

M.S:
確かに。
現場って未知のものばっかりだけど、慣れてくると「もっと見たい」「もっと触りたい」って思えるようになるよね。

M.F:
そう。
“知らないことがわかるようになる”
その瞬間が、この仕事で一番面白い瞬間かもしれない。

M.S:
私もそう思う。
不安だった部分がわかっていくと、楽しさに変わるよね。

H.S:
まあ……なんとかなるし、できるようになると楽しいです。

M.S:
SくんはSくんなりに楽しんでるんだよね。

H.S:
はい。
普通に面白いです。

新入社員×座談会 ④
今後の目標について

M.S:
私はある程度明確にあるかな。
将来的にはCADを専門的に扱う仕事につきたいって思ってこの会社に入ったから、まずは“図面を描くための知識”をちゃんと身につけたい。
今はまだ、先輩に聞きながらじゃないと描けない部分が多いけど、「ここはこうした方がいい」って自分から提案できるくらいのレベルには早くなりたいなって思ってる。

M.F:
Sさんはもうその方向に進み始めてるから、絶対すぐできるようになると思うよ。
俺は……そうだな。
まずは“自分ひとりで考えて動ける人間になる”ってことかな。
今は空調メンテナンスで先輩について行動してるけど、自分が段取り決めたり、原因考えたり、職人さんに作業をお願いしたりってところまで全部できるようになりたい

M.S:
Hくんは現場で動き回ってるから、覚えたらめちゃくちゃ強くなりそう。

H.S:
俺も、まずは“一人で任せてもらえるようになりたい”です。
今は先輩のあとをついて、言われたことをやってる感じなので……自分で判断して動けるようになりたいです。
職人さんにも、「ここお願いします」って自分の言葉で言えるようになりたい。

M.F:
それ普通にいい目標だよ。
現場って“判断する場面”が多いからさ。
そこができるようになるだけで、一気にステップ上がると思う。

M.S:
うん。
私たち3人とも、まずは“先輩がいなくても最低限動ける”ってところが第一目標だよね。

H.S:
はい。そこがスタートです。

M.F:
で、もうちょっと先の話をすると……俺は最終的には“管理者として信頼される人”になりたい。
ただ指示するだけじゃなくて、職人さんの作業量とか気持ちとかもちゃんと考えながら、現場を回していける人。
この前、職人さんと話した時にさ、「いろんな工程振られると大変なんだよ」って言ってて。
それを聞いて、管理する立場の人間がちゃんと考えないと、職人さんが苦しむんだって実感したんだよね。

M.S:
それすごい大事だと思う。
“自分都合だけで動かない管理者”って、職人さんからも信頼されるよね。

H.S:
確かに。
職人さんから信頼されてる先輩って、見てても安心感あるし、仕事がうまく回ってる感じします。

M.S:
ちなみに今意識してることは?
私は、“知らないままにしない”ってこと。
図面描いてて「あれ?」って思ったところは絶対に先輩に聞くようにしてる。
現場で見たことや配管の流れとか、全部図面と結びつけたいしね。

M.F:
俺は“とりあえずやってみる”ってことかな。
最初はビビりながらだったけど、実際に触らないと覚えないし、実際に間違わないと理解できないこと多いし。
やってみてダメだったら直せばいいし、それを繰り返すしかないなって思ってる。

H.S:
俺は……“怒られても落ち込まない”ことです。
現場で怒られること多いんで。
でもそこで止まったら、何もできないままなんで、言われたら「次は気をつけよう」って切り替えるのを意識してます。

M.S:
それ一番大事じゃない?
落ち込んで動けなくなるより、次に進む方がぜったい成長早いよ。

M.F:
もうSくんのそのメンタル、普通に羨ましいレベルだよ。

H.S:
いや、別に強いわけじゃないですけど……まあ、どうにかなるだろうって思ってます。

M.S:
その“どうにかなる精神”は見習わなきゃだね。

M.F:
うん。
俺たち3人とも、まだまだできないこと多いけど、ちゃんと現場に出て、少しずつ役に立てるようになっていけたらいいよな。

M.S:
私もそう思う。
一年後、三年後に、「あの時より全然成長したな」って思える自分でいたい。

H.S:
はい。
できることを増やして、ちゃんと“仕事任せてもらえる人”になりたいですね。


